車が故障したときは – Road Side Assistの依頼方法(PDF資料付き)
外国に住んでいて困るのが車の故障。
バッテリーが上がってしまった、タイヤがパンクした…。
車社会だけに大きな痛手です。
こんな時、ロードアシストサービスに連絡したいけれど、英語での電話は自信がなくて…、という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、今回はロードアシストサービスへのサポートを要請する時の会話の流れをお伝えしたいと思います。
西オーストラリア州では、ロードアシストサービスはRACが良く知られています。メンバー登録をしていなくてもサポートを受けられるのがありがたい!
もちろん、RAC以外にも多くの会社がロードアシストサービスを提供しています。契約している車両保険と連携している会社に登録されている方も多いでしょう。
どちらの会社でもサポートを依頼するときに訊かれる質問内容はたいてい同じです。
ですので、今回はすでに会員登録済みであることを前提に、RACのサポートを要請する時の流れをお伝えします。
登録カードなどをお持ちの場合は、念のためにお手元に用意してくださいね。
Contents >> RACへの電話のかけ方 / オペレーターとの質疑応答 / まとめ&PDF資料
RACに電話をかける
まず最初に、RACのロードサイドアシストサービスの電話番号は13 11 11。
ここにかけると、最初に「この通話はモニターされており、録音されることがある」
という内容の音声案内が流れます。
その後、「General Enquiry(一般の問い合せ)は1のボタンを押してください。
それ以外の場合はこのままお待ちください」と案内が続きます。
ロードアシストサービスを希望の場合は、何も押さず、そのままオペレーターに繋がるまで待ちます。
オペレーターとの質疑応答内容
何分か待たされることもありますが、たいていはすぐにオペレーターに繋がります。
RACロードサイドアシスタンスです。どうされましたか?
車が動かなくなってしまいました。
まず最初に、おおまかな状況を伝えます。
車が動かない時は、とりあえず My car is broken downと伝えれば大丈夫。
【お名前】
お名前は?
○○ ○○です。
電話をかけている人=ご自分の名前をフルネームで答えましょう。
RACの登録番号を教えてください。メンバーシップカードに記載されている番号です。
番号は_____です。
【登録者名の確認】
登録されている方の名前を教えてください。
登録者名は、◆◆ ◆◆です。主人です。
電話をかけているのがRACの登録者本人でない場合、RACのメンバー(車のオーナー)として登録されている人の名前を聞かれます。
【登録の住所確認】
自宅の住所を教えてください
住所は__________です。
車のナンバーを教えてください。
ナンバーは_____です。
この時のRegistration Numberは、RACの登録ナンバーではなく、車のナンバープレートに書かれているもののこと。
‘1DBZ456’など、聞き間違いが多いナンバーの時は、一度全部伝えた後に’One, D for Denmark, B for Bread, Z for Zoo, and Four, Five, Six’というように、アルファベットを判別しやすい単語の頭文字として伝えるとわかりやすいようです。
オペレーター側から、G for Golf? などと確認で聞いてくれることもあります。
電話をかけている人=ご自分の名前をフルネームで答えましょう。
車の種類は? 色は?
ホンダのシビック、白です。
メーカーとブランド名、色を伝えましょう。
【今いる場所】
今どこにいますか?
スビアコにいます。オフィスワークスが見えます。
自宅の場合は、’I’m home.’、それ以外の場合は今いる道路名、サバーブや近くの公共の建物、FWYの出入り口等を答えます。
【場所の詳細確認】
近くの道(の名前)は?
ヘイストリートの…メイアベニューの近くです。
わかる範囲で今いる通りと交差する通りの名を答えます。
※より詳しく居場所を特定するため、通りのどちら側(方角)にいるのか、どこに向かっていたのか、などの質問が続く場合もあります。
【車の状況】
車のどこがおかしいですか?
タイヤがパンクしました。
インロックしてしまった場合は:Locked my key inside.
ガス欠の場合は:run out of fuel.と答えます。
連絡先電話番号は、◯◯◯で終わる番号ですか? 今回はこの番号にご連絡して良いですか?
そうです、その番号です。そちらにお願いします。
携帯電話からかけている場合、発信番号をもとに、その番号を連絡先として使用して良いかどうか?を尋ねられますので、それでよければオーケーしてください。
大抵の場合は、上記のようにその電話番号の末尾3桁を告げられ、確認されます。
(まれに、連絡先番号は何?と聞かれる場合もあります)
ここまでで、だいたいの状況確認が終わります。
この後、Covid-19関連で、「待っている間は他の人とは1.5mの距離を保ってください」などの一般的な注意事項を伝えられます。
そして、Enquiry No.(問い合せナンバー)とRACのスタッフが到着するまでのおおよその待ち時間を教えてもらえます。
この問い合わせナンバーは、きちんと控えておきましょう。
わが家の車が自宅でバッテリーが上がっていた時には、かけてからおよそ3分ほどの通話で終了しました。
ショッピングセンターの駐車場から依頼した時には、駐車場の場所の説明にやや手間取りましたが、7分ほどで終わりました。
通話が終了すると以下のようなSMSが、
また、RACの到着が近づくと、下の画像のようなSMSが届きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
質問内容をまとめると、以下のようになります。
電話で聞かれる項目
- 電話をかけている人の名前
- メンバーズナンバー(カードに記載された登録番号)
- 登録者の名前と住所
- 車の特徴
- 車のナンバー(ナンバープレートのもの)
- 今いる場所
- 車の状態
- 連絡先電話番号
万が一の場合の為に、事前に英文を作っておいて電話をすると慌てずに対応できるかもしれません。
プリントアウトして記入できるPDF資料(A4サイズ、2枚)もありますので、良かったらお使いください。
また、Yu&Mieの英会話レッスンでは、緊急の際の電話の掛け方のレッスンを承ります。
「サバイバルイングリッシュレッスンを」とご用命下さい。
車の故障だけでなく、病院での症状の伝え方、出産に関する特殊な会話など、
様々な状況に対応したレッスンもできますので、お気軽にご相談くださいね。